私たちのこだわり
雛の育成から出荷にいたるまで、
私たちは丁寧に鶏たちに接します。
品質の良い卵を作るには、
鶏たちが健康に、ストレスなく過ごせる環境づくりが
何より大切であると考えているからです。
たまごに対してとことん真っ直ぐに、
私たちが自信を持って皆様にお届けする
岩手ファームの卵へのこだわりをご紹介します。
「環境」のこだわり
岩手ファームでは、鶏たちがおいしい卵を産んでくれるように
ストレスなく過ごせる環境作りに取り組んでいます。
山麓にある鶏舎は一年を通して涼しく快適な気候です。
岩手山から降りてくる綺麗な風と水が、
岩手ファームの素直なたまごを育てます。
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風
岩手山の裾野に位置する岩手ファームには、冷涼な風が四季を通じて吹いています。特に暑さに弱い鶏たちにとってこの風は、体温を適度に調節し、夏でも食欲を落とさず、卵の品質を安定させるのに最適な環境です。
7〜8月平均気温:22℃( 年間平均気温:9.9℃※1991年~2020年データ )
7〜8月平均気温:22℃( 年間平均気温:9.9℃※1991年~2020年データ )
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水
岩手山に降り積もった雪が地下層でじっくりと濾過され、
ミネラル豊富な水となって貯えられます。
その水を汲み上げ、鶏たちに飲み水として与えています。年間平均水温:13℃ ~ 15℃ /
水源水質検査 年2回 27項目実施年間平均水温:13℃ ~ 15℃ /
水源水質検査 年2回 27項目実施
「たまご」のこだわり
岩手ファームのたまごは生まれも育ちも岩手高原。
豊かな大自然と丁寧な健康管理で
たくましく育った鶏から生まれます。
岩手山の雄大な大地、風と水に育まれた
私たちが自信を持ってお届けする安心安全なたまごです。
岩手ファームのこだわりがぎゅっと詰まった
安心・安全なたまごをそろえました。
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赤卵
「深いうまみとコクがある、濃厚なたまご」
こだわりの餌をたくさん食べた鶏から産まれたこのおいしさ。
割ってみると、鮮やかな卵黄が目に飛び込んできます。
はじめは卵かけご飯でどうぞ。(ねっとりとした卵黄がよく絡む、つくねやすき焼きにも) -
ピンク卵
「清か(さやか)な甘み、柔らかなまろやかさ」
ピンク卵の母鶏はとても繊細で、育てるのが難しく、
日本国内でも希少な品種です。
卵白がしっかりしており、鮮度が長持ちします。
まろやかさが際立つスクランブルエッグもおすすめです。
「品質」のこだわり
毎日の食卓に欠かせないたまごを
いつも変わらない品質でお届けするために、
長年積み重ねてきた技術と自然の力を活かしながら
徹底した衛生管理のもと厳しい検査を通過した
安心な卵だけを国内・海外にお届けしています。
飼育管理
長年の経験と新しい飼育技術を取り入れながら、
鶏にとってより良い育て方を
考え飼育管理を行っています。
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親鶏の種類に合わせた育て方
白卵・赤卵・ピンク卵を産む親鶏は、種類ごとに餌の食べ方を覚える時期や、食べる量など性格も体格も違います。
その違いに合わせて、生まれて1日目のひよこから大切に育てています。 -
創業から蓄積してきた飼育の記録
ひよこが生まれてから親鶏となってその生涯を閉じるまで、私たちは鶏たちの成長を毎日記録し続けています。
その記録から、季節や飼料、鶏舎内の環境によって、成長の変化を知り、鶏にとってより良い育て方は何かを考え、飼育技術を磨き続けています。
鶏の健康管理
健康な鶏を育てるために、
鶏舎内の環境、エサ、水、空気にまで
細心の注意をはらっています。
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岩手ファームは生まれて1日目の雛から育てます。雛から育てることにより自社ブランドに沿った飼育管理、衛生管理を行っています。
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鶏舎内の細菌の繁殖を防ぐには、鶏の羽や糞、ホコリなどの有機物を無くすことが大切です。
生まれたての雛を入れる育雛舎は30日かけて水洗い、消毒、乾燥を徹底的に行い、細菌が無い環境を整えます。 -
鶏舎内はトンネル換気システムにより十分な換気量を確保。
岩手山からの冷涼な空気を効率的に鶏舎内に取り入れ、これにより鶏は年間を通して一羽一羽しっかりエサを食べ元気に過ごします。
品質・衛生管理
日本の厳しい食品安全基準はもちろん、
海外にお届けするために、
国際規格の安全基準もクリアしています。
「清潔な工場で、徹底した温度管理」
たまごは産まれたその日のうちに集卵し、卵殻表面を殺菌洗浄した後、食品安全規格「
工場の安全衛生を保つために、定期的に日本食品分析センターの指導を受けています。
※ISO22000は食品事故が発生するリスクの低減・再発防止を目的とした、
食品安全に関するマネジメントシステムの国際規格。平成28年取得。
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安全検査
飼料・飲水・鶏卵と鶏舎および製造工場の環境において、サルモネラ菌をはじめとする細菌のチェックを外部機関と自社検査室で行っています。
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品質検査
鶏卵の鮮度(ハウユニット)、卵黄色・卵殻強度等の測定を毎日行っています。
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食味研究
たまごのおいしさを追求するために、岩手県工業技術センターと協力し、鶏の飼料とたまごの食味の関係等を調査しています。
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衣類のごみ・ホコリの除去
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GPセンターでの
手洗い・消毒 -
自動検査
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エッグマルチテスター
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取引先からの監査
一貫生産体制
育雛から集卵、出荷まで、衛生的で効率的な
一貫生産ラインで安定供給しています。
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育雛舎
育雛舎
生まれてから1日目〜60日齢まで育てます。
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育成舎
育成舎
育成舎に移動。130日齢まで育てます。
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岩手山高原各農場
成鶏舎
卵を産み始める130日齢
から成鶏舎に移動。
730日齢まで飼育します。600日採卵
産まれた卵は集卵後、
GPセンターへ。 -
GPセンター
集卵
鶏舎から自動的にGPセンターへ運ばれます。
集卵
卵の表面をブラシで洗浄。
洗卵には卵殻表面を殺菌するために
次亜塩素酸ナトリウムを含んだ
お湯を使用しています。検卵・選別
投光検卵とひび検知器にてキズ卵や血卵などを
人間の目と機械とで、
ひとつひとつ検査します。 -
パッキングセンター
包装
ご指定のパック、ラベルにて
製造・包装します。卵殻には1個ずつ
賞味期限を印字することが出来ます。出荷
低温、冷蔵配送にも対応。
皆様の元へお届けします。
鳥インフルエンザ対策
「侵入させない」対策を徹底し、
安全性を確保すると共に、
農場への入場制限・消毒の強化など、
危機レベルに応じて対策を見直しています。
渡り鳥などの野鳥対策は地域とも
連携して行っています。
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入場制限
農場には関係者以外立ち入らないように、入場制限をしております。
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消毒槽の設置
農場敷地内に進入する場合は、必ず車輛消毒を行います。
消毒効果を高めるために、進入車輛は洗車棟にて、きれいに洗浄した後に車輛消毒槽を通ります。 -
鶏舎入室前の措置
飼育担当者、および外部の飼料配送業者、修理業者など、鶏舎や関連施設に入室する場合は、必ず専用の衣服と靴に履き替え、手と履物を消毒します。
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農場内の消毒
定期的に石灰散布・消毒を行っています。
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野鳥対策
農場内の浄化池にネットを張り、渡り鳥などの侵入を防止しています。
さらに、地域の方々にご協力いただき、長期間使用しない貯水池の水抜きを行っています。
また、地元の猟友会と連携し、野鳥が農場に寄り付かないように追い払う等の対策をしています。
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洗車棟
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遮断機の設置
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消毒強化(石灰の散布)
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野鳥対策
農場案内
広大な敷地と、鶏たちがのびのび
過ごせる農場
だから、生産性と
安全性の高い環境を実現しています。
鶏にとって快適な、夏も涼しい岩手山麓の自然豊かな土地。その環境の良さを活かした農場の面積は80ヘクタール(東京ドーム17個分)余り。
生産性と安全性を考慮して農場を適度に分散させることにより、鶏舎周辺施設にゆとりを持たせ、防疫対策においてもリスク分散を図っています。
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第二有機工場
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第二育成場
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第一育成場
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育雛場
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岩手山高原
第二農場B -
岩手山高原
第二農場A ・第三農場 -
岩手山高原
第一農場 ・第一有機工場
鶏にとって快適な、夏も涼しい岩手山麓の自然豊かな土地。
その環境の良さを活かした農場の面積は80ヘクタール(東京ドーム17個分)余り。
生産性と安全性を考慮して農場を適度に分散させることにより、
鶏舎周辺施設にゆとりを持たせ、防疫対策においてもリスク分散を図っています。